ポジャギ ―韓国生まれの「包んだり被せたりする布」の総称―

 ポジャギとは、日本の風呂敷のように使われている布の事です。元は庶民が服などを縫った時の余り布を集め、
繋ぐ事で、大きな布に仕立て上げた生活用具のひとつでした。高句麗の壁画にポジャギの一種を羽織った人の絵が
残されている事から、ポジャギの歴史は少なくとも1500年以上前からとされており、その文化が大きく花開いたのは、
朝鮮王朝時代の18世紀頃と言われています。
 現在、ポジャギは韓国の伝統工芸のひとつとして、また芸術的価値があるものとして見直されつつあり、
そのデザインや色彩の美しさから、インテリアや美術品としても注目されています。




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